「施設長」と聞くと、長年介護施設に勤めていて、福祉の資格などもたくさん持っているイメージが浮かびませんか?もちろん、長期勤務しており、福祉の資格などをたくさん持っていれば、キャリアアップは早くなるかもしれませんが、実は介護施設の施設長になるため、必ず必要な資格というものは決まっていません。それぞれの介護施設によって、必要となる資格や必須要件は変わってきます。施設によっては、無資格で施設長になることができる場所もあります。
基本的には、「一般職員⇒施設長」と段階を踏んでキャリアアップしていく人が多いので、自分の働いている施設で施設長になるには、どのような要件があるのか、どのような資格が必要なのかを調べてみましょう。
もちろん資格や条件なども必要ですが、施設長としての「人間力」も必須となってきます。人をまとめられる力、また職員たちの能力を伸ばす力、たくさんの人と関わるため、コミュニケーション能力の高さなど…。挙げだしたらキリがありませんが、どちらかといえば、資格よりも重要な素質かもしれません。資格ばかりたくさん持っていても、これらの能力に長けていないと、施設長として長く働くことはできないでしょう。
利用者に好かれることはもちろんですが、職員や社外で関わる人たちからも信頼してもらわなければならないのが、介護施設の施設長です。まずは一般職員として経験を積んで、施設長を目指して行きましょう。また、並行して情報収集も大事です。「施設のトップ!管理職」からも情報を得ることができますので、ぜひチェックしてみてください。